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540以上の回転トリック

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一回転を超える回転は、回転し続ける為の姿勢が必要になります。 また、多回転においての基礎となるトリックは、 180と360がベースになります。 習得したトリックをステップアップさせるに二回転、三回転にもチャレンジしてみましょう。

回転の軸と回転の理屈

物体を回転させる為には「地面に垂直」「左右均等」である必要があります。 また、物体そのものに何の力も働かなければ、回転する事はありません。 では、回転する際に必要な力はどのようなものか。 物体の側面と側面が正反対の位置にあり、互いに逆方向の力が働くことで回転します。

フリースケートでこの理屈を当てはめてみましょう。 まず姿勢ですが、地面に垂直に立ちます。前足は背中側に半歩、後足はお腹側に半歩開きます。 この体勢で手摺りを持って、両足デッキに乗ってみましょう。

前足、背骨、後足が一直線に並んでいれば正解です。

回転においてこの体勢を保つ事が大切になります。 手摺りを持って体制が安定したら手摺りを離してみましょう。 離した状態で5〜10秒そのままの体勢でいられれば合格です。

回転の動作を覚えよう

上記と同様の体勢で手摺りを持ち、上半身を半回転してみましょう。 足の位置、姿勢が合っていれば、足が一緒に半回転回ってくれます。 半回転回ったら手摺りの手を持ち替えて、もう半回転回りましょう。 体の位置は変わらずに、足だけが綺麗に円を描いて回るはずです。 この動作を繰り返し行い、回転の動きを覚えてください。

回転の心得

全ての回転系トリックにおいて、重要なのは回転の入り方です。 沢山回りたい、勢いをつけたい時ほど、トリックに入るまでの 自走で加速させます。これは大きな間違いです。 トリックに入るまでの速度を上げても回転は回れません。 極端な話ですが、全力疾走で180や360が出来ますか。 相当の技術がないと出来ないと思います。

回転のベースは全て180と360で成り立っています。 一回転半の場合は180+360、二回転の場合は360+360、二回転半の場合は360+540のように 全ての初動は180と360になります。 初動が崩れれば、上記の姿勢も作れません。 回れた結果よりも初動を気にするようにしてください。

姿勢を作るタイミング

上記でも説明したとおり、回転は180と360が基礎となっております。 (一回転半の場合は180+360、二回転の場合は360+360、二回転半の場合は360+540)
「+」となっているタイミングで姿勢を作るようにしましょう。 (一回転半なら180したタイミングで足を揃え、地面に対して真っ直ぐ立ち、上半身を回します。)
回転が多くなるにつれて初動は360に変わります。 二回転以降の場合は360したタイミングで姿勢を作りましょう。

参考動画

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